でも国語は抜群に出来たし、自慢じゃないけど関西トップの某学習塾全体でも一番出来てた。
でも読書感想文だけは大っ嫌いでいつも嫌々書いてた。
当時の僕が感じていた違和感はたぶん自分の文章能力と作品の魅力の乖離。今でも、素晴らしい文学作品の魅力なんて言葉じゃ伝えられないと思ってるし、評論家はそこを突き詰めるからプロなんだと思うし。
小学生なんかに書き切れる訳ないんだよ。書けたつもりの奴は嘘をつくのが上手いだけだ。
でも、その嘘をつく奴、大人に媚びるのが上手い奴が入賞したりする。僕は納得出来なかった。
自分の心に嘘は付きたくなかった。せめて文学作品にだけは真摯でいたかった。
真面目な小学生だったんだな。
読書感想文の嫌いな小学生まで読んだ。俺もそうだった。テストは100点ばかりなのに読書感想文だけは書けなかった。何を書いていいか全然わからんかった。感想を書けと言われても、...
なまじ普段からテストでいい点がとれてるからこそ「読書感想文」という課題の評価軸が全く理解できないから一文も書けないんだろう。何をどう書けば教師が評価し得点がもらえ作文...