信じてもらえないだろう。嘘だと言われるだろう。
飲み仲間の不動産屋のおやじの怪しい仲間たちと、とある温泉に旅行に。
何やらいわくありの旅行だとはわかっていたんだけど、現地に着くまで誰も何も教えてくれなかった。
着いたのは、昼過ぎ、ごくごく普通のどこの田舎にあるような木造の旅館。
部屋に通されて、おやじいわく、「ここの旅館の中にいる人間は、誰と●ってもかまわない。厨房の兄ちゃんでもいい。まるごと●●●ランドというこっちゃ」
全身の血が沸騰するかのような感覚になった。
しばらく信じられなかったが、一緒にいったハゲデブおやじが、廊下を歩いていた浴衣の女の子を●を後ろから鷲掴みにして、廊下に押し倒した。
おやじは浴衣をはがしながらこっちを見て、(ほらな)と嫌らしい笑いを投げた。
全身の震えが止まらなかった。