2014-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20140711150931

続き。踊り子とのトラブルは、踊り子人間的罵声をどれだけぶつけたかにかかってくる。

踊り子の中には職務じゃない趣味、と言い張りながら一差し舞う人もいて、これが混乱の元になる。

人間感情を虚飾の中に見いだすのではなくそのまま彼女の素顔と扱わせる演目があった時、恵まれた立場にない増田の中にはつい生の感情を出してしまう者もいる。

彼ら二者の姿は、途端に芸術性を帯び、多くの観客がそれに見いる。踊り子着物の袂にはたくさんの銭が押し込まれ、名演を称賛する声があがるが、踊り子に罵声を浴びせた彼にその声は聞こえないし、彼女の袂を重くする札束も見えないのだ。

何よりあわれなのが、彼に投げられた小銭の数々で、キラキラと輝く銀貨や銅貨すら、彼は気がつくことな

失意の中、一エキストラとして舞台を降りることはもう決まっているのだ。

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