■笹井氏に見る中間管理職の悲哀

「研究不正再発防止のための提言書」の公表について

http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140612_2/

読んだ。

笹井さん、メッチャ板挟みやん。

勇退の花道を飾りたいノーベル賞候補上司に、

捏造お手の物で口八丁だけの無能部下を押し付けられて。

勇退の日までに成果が欲しい上司に「まだかまだか」とせっつかれたら、

そら、部下のデータ検証にも慎重さが欠けるワ。

世間が山中さんおめでとうムードで盛り上がってるまさにその時に

初めて引き合わされたプレゼン上手の若手が、

まさか捏造の常習犯だったとは思わんでしょう。

山中さんに先を越されて悔しかった上司は、

ノーベル賞受賞時期を早めるために、

自らの過去の成果に加え、

「センター長としてもノーベル賞級研究をマネージした」

という実績を欲したんでしょうな。

で、笹井さん、度を越してはっちゃけちゃった。

4月中旬の会見の内容に嘘つき呼ばわりして、ゴメン。

あの状況でもアンタ、上司をかばってたんやネ。

そら、ストレスで頭頂部が脱毛しても仕方ないワ。

Permalink | 記事への反応(2) | 03:33

ツイートシェア