今回の入試中止決定によって、伝統ある桜宮高校の歴史が穢される、という声があるが、
その歴史を穢したのは橋下市長ではなく、過酷な体罰を行ったバスケ部顧問と、
それを擁護し、あまつさえ隠蔽を図った教師団であろう。
伝えられる情報を仄聞するに、「桜宮高校の伝統」なるものは、
体罰の名を借りた教師から生徒たちへの暴力に裏打ちされたものであり、
暴力の上に築かれた伝統など、偽りの伝統でしかない。
「伝統」に愛着を持っている在校生たちが多いように報じられるが、
そのような生徒たちは、偽りの伝統を守ろうとする教師団に洗脳された「犠牲者」なのである。
新たな犠牲者を出さないための入試中止決定は全面的に正しい。
そして、この件の次の焦点は、
「洗脳された犠牲者」である在校生を精神的に救出してやること
なのである。
さもないと彼らは将来、他所で新たな犠牲者を作り出す。
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