■http://anond.hatelabo.jp/20091027005532

エントリ冒頭にある、罵倒を免罪するくだりが痛々しい、愚民叩きに留まるのが余りにも既視感ありありだ、という点はある程度納得した。生活保護受給者叩きの痛々しさに目が向かいすぎて、それを非難する側の痛々しさにあまり目が行かなかったようだ。この点は自分の意識が回ってなかったことが否めない。回答ありがとう。

ただ、「携帯代がおかしい」のが問題だ、という主張はズレていると思うな。一番重要な問題は、生活保護受給者よりも悲惨な生活を送っている雇用者が、政府に対して、雇用の状態を改善することを要求するのではなく、下の人間を叩いて給付を切り詰めさせようとすることで、結局社会全体をより不幸な状態に導いていくことであって、単なる電話代の多寡の話じゃないと思うよ。そういう話をすることがすり替えだ、と考える人もいるのかもしれないけど、ここで個別の電話代の話しにしか焦点を当てないってのもどうかなと思う（彼らが受け取っている多すぎる電話代を削らせて、生きていくのにギリギリなレベルにまで給付を削ればみんな満足するのか、って話ね）。みんなそれで平等に貧乏暮らしをして、それで納得するのかと。それを考えれば、単なる生活保護叩きに終わるよりかは、政府に対して現状を改善することを求めていくことの方に「説得力」を感じてしまうんだよね。増田はそうは思わないのかい。

ところで、レスがあったついでに聞きたいのだけど、何故そんなに攻撃的なのですか･･･。そんなに不躾な態度だったかなあ。

あと、こういう主張ってそんなにはてサ的？割合右派に近いブックマーカーも同様の問題意識を抱えているようにも見えるのだけど。

Permalink | 記事への反応(1) | 02:24

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