昨年末からおかしい、おかしいと思っていたのだが、エンジンがやはり調子悪いようである。
誰であれ、多かれ少なかれそうだと思うのだけど、テンションが上がらないときや、色々なことが億劫で、もうずっと犬と戯れてたーい3年くらい。ってときでも、上司や家族や友人や、ぼくにはいないけど恋人に話しかけられて、「増田君、例の件だけど今日中に頼めるかな?」「増田ー夕飯どううするー?」って言われたら、面倒でも返事をする。場合によっては笑顔も用意する。それが、場の空気を読むことが必要なタイプの飲み会の場だったりしたら、小粋なジョークのひとつでも言って「やだー増田君ちょうバカー」なんて笑ってもらえるよう頑張ったりする。
そのときの、返事の言葉を頭の中で探したり、気分を切り替えたり、笑顔や真剣な顔を作るときの、精神の動きのイメージがエンジン。キュココココ、キュココココココブォン、みたいな感じで、ローテンションは置いといて、とりあえず頭や気分が動いてくれる。
そのエンジンのかかりが、悪くなっている。由々しき事態である。
返事が面倒なのだ。
ダンマリ決め込んでたら、相手がぼくの頭の中を覗き込んで全部理解してくれないかなー、とか、エスパーじゃないならなんか色々諦めて「分かったよー」とか言ってくれないかなー。そんなことばっかり考えて、返事がちっとも出てこない。
「増田君、この書類お願いできそう?」あーわかんねー。できるかもしれないけど手間だし。でもそれを伝えんのも面倒だし、そもそもよくわかんねーどうしよーキョコココココ「どうなのー?」「で、できます」
「増田ー明日遊べねー?」あー遊びなー行く行く、でも最近飲みすぎで調子悪いし金もないし、つーかどっちでもいいなーどっちでもキュココココココ「どうした?」「あ、え?」「いや、えじゃなくて」
回復してるといいね。 私はそういう時は寝まくるようにしている。 仕事終わったらすぐ寝る、みたいな。