2007-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20071023154757

専門ではないのでアバウトですが。

「チャンチャンチャンチャン」は3つの音の間に半音程がないから、割と調性を感じさせない3音で、

コードとの関係からはペンタトニック(5音階:7音階から2音を省いた音階沖縄音階なんかもそう)の

一部と解釈できると思う。

ペンタトニックテトラコルドていう3音階が2つ積み上がったものと解釈できて、一般にはアジアっぽさを感じさせる音階と言える。

一応↓のように表記するけど、西洋音階との一番大きい違いは主音がないことで、中心がコロコロ変わりうる。

調性を想像しづらい音階というか。

Wikiにもあるけど、ドーファ、ソードの間に、互いに完全5度の関係にある2音がどこに入るかで、雰囲気が変わってくる。

例えば、

(1)ドーレbーファーソーラbード、なら雅楽その1(都節?)。

(2)ドーレ ーファーソーラ ード、なら雅楽その2(律とか呂とか?ここらへん曖昧)。

(3)ドーミbーファーソーシbード、ならいわゆるロックのペンタ、民謡音階など。

(4)ドーミ ーファーソーシ ード、なら琉球音階

のように。

このイントロ3音は(便宜上)(3)の一部って感じではないかと。

でも「中国っぽい」と感じる要素で一番大きいのは音色じゃないかなあ。

イントロの音はかなり複雑な倍音が入ってるし(銅鑼に音程を付けたような音というか)、

後ろで二胡っぽい弦楽器も鳴っているし。

  • http://anond.hatelabo.jp/20071023162432 ありがとうございます。 スケールおよび音の使い方ですか。 西洋音楽での基本姿勢とは少し異なる工夫がなされている傾向があるということですね。 http://...

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