2007-08-11

進化心理学的視点がどう見てもトンデモ還元主義であることについて

isbn:9784000069564

長谷川寿一の「ヒトがヒトを殺すとき」にあるシカゴイングランドウェールズ殺人率の性・年齢別同性殺人率のグラフによると、殺人率に対する年齢の効果はほぼすべての文化・社会で共通してみられるユニバーサルパターン「への字型(またはλ型)」曲線を描くそうだ。

いやー、見事に10代から急増して20??24がピークを迎えるし、よく似た形を作りますねー

っておい。

でもシカゴは100万人当たり殺人率は900人で、イングランドウェールズの100万人当たりの殺人率は30弱ですか。

常識に考えて、こういうグラフ統計にかけないですよね。シカゴ男性殺人率から見たら他のカテゴリーなんて、殺していないも同然じゃないですか。あ、調査期間も前者が1965??1981で、後者は1977??86ですか。それにしてもこれを曲線で書くなんて私には無理ですねぇ。

説明も明確ですねぇ。他の哺乳類も'''多く'''の若い雄達が繁殖活動とリンクして、事故や闘争で死んでいくんですか。あまり聞いたことがないので動物の具体例をたくさんお願いします。チンパンジーの集団間闘争や群乗っ取りが起きる動物意味不明なのでやめて下さいね。私には体力があり待っているときの暴力は、過剰になりガチという至近要因にしか見えてこないんですけどね。それだと日本バッチシ当てはまるし。

p131-132もスゴイですね。

さすが東大教授ですね。自然科学でばっさり世相を斬っています。ところで中高年男性犯罪動機は究極要因でなくても、只の至近要因で考えたらいいんじゃないですか。

で、嬰児殺しや女性同士の殺人進化生物学では説明できないから社会任せですか。

全体的に進化生物学的に説明しない方が面白い話になったことが垣間見える不思議論文と言うことでFA

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