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2009-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20091031170909

ちょっとまって!

ネット上にあふれている

ステロイド=悪」

「脱ステしないと廃人決定」

皮膚科医は悪魔の手先」

みたいな極端な言説に惑わされないで!

逆に脱ステで何年間も棒に振ったり、炎症がどうしようもなく悪化して、コントロール不能になってしまう可能性があるよ。

まずここを読んでみて。

http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/index.html

アトピー性皮膚炎 よりよい治療のためのEBMデータ

世の中のいろいろなアトピー治療法について、科学的に検討した結果がまとめられてるよ。

怪しい民間療法にだまされないための基礎知識として目を通しておいてね。

それから、このブログも。

http://skinnext.cocolog-nifty.com/blog/cat1880990/index.html

あと、このHP

http://cabad806.web.infoseek.co.jp/index.html

今使っているステロイドが「効かなくなってきた」とのことだけど、連用による障害ってすぐに結論付けないで。

東京に出てきてから症状が悪化してきてる、とのことだから、一時的に炎症の程度がひどくなって、

今までのステロイドの強さではコントロールできなくなっている、という可能性もあるよね。

とにかく、「ステロイドを処方しない医師」とか「反ステロイド医師」より、

ステロイドの使い方、副作用コントロールに長けてる医師」を探したほうがいいと思う。

その上で、炎症を改善する生活習慣について、これはかなり自分努力が必要かも知れないけど試行錯誤していくしかないと思うよ。

ネット上では圧倒的に「反ステロイド情報の方が多いから、あえて逆の観点を強調して書きました。

どちらを信用するかは、最終的には元増田の判断だけど、絶望感に付け込む人、善意で間違ったことを押し付けてくる人には気をつけてね。


私も子供のころからアトピーでよくなったり悪くなったり。

高校のころ「脱ステ本」に衝撃を受けて、ステロイド断ちしたけど、完全に治ったということはない。

最近また悪化して、今はステロイドでなんとかコントロールしてるよ。

今改めて「脱ステ本」や脱ステサイトの主張を読んだら、私としては信用できないことが多すぎるな、と思ったから。

アトピーは、自分の体質として一生付き合うしかないな、と思ってる。

すべての疾患を完治させなくてはならない、というのは現代の強迫観念みたいだけど、

治せない病気もあるから、どう付き合っていくか戦略を練る方が現実的だと思うよ。

私はアトピー持ってるけど結婚してる。子供はいないけどね。

夫は炎症がひどいときに血まみれになってると、「痛そう、かわいそう」とは言うけど、気持ち悪がったりはしないよ。

そんな人も絶対いるから…

それに、アトピーは絶対よくなったり悪くなったりする。

今悪いからって一生それが続くってことはないよ。

絶望しすぎないで。

2009-04-29

ホメオパシーが効かないと思っているア○が世間には溢れている

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1240968090

「偽科学pseudoscience」って言う言葉を使いたいだけなんろうけどね。断言してもいいが、科学は病に効きます。ここ重要。これは信念とか、願いとかではなくて、単なる統計事実ですからね。

以下改変いくよー。

すでに一部の偽科学批判の偽科学サイト豚インフルエンザ「便乗」記事が出ているようなので、取り急ぎ、書いておきます。

 

万が一、本当に偽科学に対する偽科学的な批判に発展したら、ホメオパシーなんてものが効かないなどと期待してはいけません。それは「何もしない」のと同じであることを理解しておくべきです。

いつまで経っても偽科学に対する偽科学的批判が亡くなることはないでしょうが、現時点ではシカトするしかありません。「何もしない」という選択をするかキチン統計学の初歩の初歩を学ぶは、自分で判断すればいいとは思いますが、万が一「ホメオパシーが効かない」と信じている人がいたら、それは誤りであることをはっきり言っておく必要があります。

 

また、このような機会に「便乗」して宣伝をする一部の偽科学に対する偽科学的批判サイトは最低だと思います。もちろん、善意であってもだめです。

すべての偽科学に対する偽科学的批判サイトがそのようなものではないと信じたいところです。

科学に対する偽科学的批判には精神的な効果しかありません。

ホメオパシー、と聞くだけで脊髄反射的にファびりはじめる人間が多すぎてワラケル。多くは禄に医学、というか初歩的な統計学も学んだことのない「理系(笑)」の人なんだよね。リンクサイトがそう、って言ってるわけじゃないからね。

古くから諺で、「病は気から」というのがあるわけだけども、たとえば偽薬(プラシーボ)には、痛み止め、喘息、鬱、関節炎、麻酔薬、心不全アレルギーなど、統計学的に有意な効果があることが知られています。

ホメオパシーが効かない、っていうのはそういう意味で、極めて偽科学的発言であるわけ。ホメオパシーに全く効果がない、と言い切ってしまうのは、もうトンデモもいいところ。

言っておくけど、ホメオパシーを擁護しているわけじゃないからね。トンデモに対する憎悪が強すぎて、自らがトンデモになってしまっている○ホが多すぎる、ってだけの話で。

そもそも、「科学的である」とか「偽科学」であるとかの違いがなんであるかをこのリンクの人は考えたことがあるのかな?この人は医学に関わっている人ではないわけでしょ。オレのイメージだと、やたらと偽科学を批判する人間って、ちょっとアレなのが多いんだけど。

EBM全盛の時代ではあるけれども、じゃあその土台に乗っていないものがすべて効かない、嘘、まやかしだといわれると全くそんなことはないわけでね(笑)健康食品だって同じ。特にホメオパシーに関しては、精神的な効果も含めた上でキチン考察されているものがあまりに少ない。

極端なことを言ってしまえば、インフルエンザでよく言われている「手洗い、うがい」のうがいについても、それが予防に有効であるというエビデンスは全くないんですけど。統計的な有意差があって、論文に載って学会で認められていることしか正しくないというならば、よく言われているような(っていうか今日新聞に実際に書いてあったんだけど)「外ではあまりものに触らないほうがいい(キリッ)」なんてのもエビデンスは全くありませんから(失笑)。

血液型占いを真面目腐った顔で批判し始める、ちょっとコミュ力に欠けた「理系メガネ君」って、傍から見てると痛々しいからね。酒の席でのどうでもいい話に過ぎないし、血液型でこうあるべき、っていう「社会に対するアナウンス効果」(たとえば、B型はおおざっぱな人が多い、と繰り返し言われると、実際におおざっぱになるように行動してしまうこと)は学問的な土台の上で議論されてるからね。

くり返して言うけど、決してホメオパシーを擁護するわけじゃないからね。ただ、偽科学を批判するあまり、「ホメオパシーには全く効果がない(キリッ)」って言ってしまうと、その台詞はもう偽科学の範疇に入ってしまうんだよね、残念ながら。

エビデンスがないということのみを論拠にして、「エビデンスがない=偽科学だ!」と飛びついてしまうのは、それこそ偽科学王道なんだけどね・・・。

あ、ちなみに、インフルエンザに手洗いが有効だっていうエビデンス存在しますよ(笑)増田のみなさんも、外から帰ってきたら、きちんと手洗ってくださいね。オレはうがいもしてますけど(憫笑)。

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