はてなキーワード: クールビューティーとは
少女が初潮を迎える、ってシーンをやけに女性性がどうたらこうたらみたいに絡めて重く描いてあるフィクションってなんか白ける。
自分が生理始めて来たときって、もっとめっさあっさりしてた気がする。そもそも知らない事ならまだしも保険で習ってるしな。
トイレ行って「ん?あ?あー、これかあ」みたいなモンだった。
胸が膨らんできたことに対してあれこれ戸惑うシーンも微妙。そんなん、別になくね…?っていう。なんかそういうのを描いてる人に限って意外と男性だったりするんだよね。「女性はこういうところで、多分女性性とかを意識して、戸惑ってるに違いない(そしてそんな女性の微妙な心理も男なのに描ける俺…!)」みたいな勘違いじみた思考が透けて見えるのが、嫌なのかも。
なんか小学生のときは男児と一緒にスポーツだのバトルだのしてたけど、成長して、女の子らしいからだになっちゃって、それが嫌で、みたいなエピソードもたいてい描いてるのって意外と男性なんよね。
まあ実際戸惑う人もいるのかもしれないけど、女性は意外とそういったあたりで悩まない気がする。「だって違うんだから」って割り切ってるっていうか。ワンピースのゾロの幼馴染とか、まあそもそもファンタジーなんだけどさw、あんな風に悩むのってリアルじゃないよーな。でも多分男性側はリアルだと思ってて、あのエピソードを読む男性読者は「尾田はよく少女の心理をわかってるナー」とか思っていそうなところが嫌だw野球漫画のメジャーでもそういう感じの女の子が出てきたけどさー。なんかひっかかるんだよなー。
小学生のころはいっしょにやってても中高となるとスポーツとか男女別に分かれなきゃいけないからって悔しいとか思うかなあ?なんていうのかな。それより、寧ろ自分が男子で、同い年の男子に勝てないって方がよっぽど悔しいと思うんだけどな。別に女子で男子にスポーツで勝てないとかいってもそりゃ身体が違うんだからさみたいな話じゃない?こっちが産む分ハンデ背負ってるようなもんなんだから当然じゃん、的な。でも同じ性だと、その性同士ではハンデなんてなくて、まるっきり負けは負けでしかないから、断然そっちの方が悔しい。ちょっと大袈裟だけど、ライオンに素手で勝てないからって絶望する人間っている?みたいな。
まだそういうエピソードを、女性が描くなら、「この人はそういう思いを感じたんかな」と思うだけだけど、男性が描いてるってのがひっかかるんだよな。うーん。表現し辛いけど、敢えて言うと、処女厨の男性が女性より妙に処女に価値を置いちゃってる感じに似てるかもしれない。男性の解釈でしかないのに、それを普遍的にしようとしている感じというのか。当事者置いてけぼりで勝手に男同士であれこれやっててアホらし、みたいな感じというのか。解釈しようとしているというより、「こうであってほしい」だけじゃないのか的な。
男性って、女性が自分が女性であることにふとした瞬間気付いて意識して戸惑う、みたいなの好きだけど、それは回りまわって、男性側が男性性を確認する為の儀式みたいな感じがする。クールビューティーだろうが中性的な女子だろうがそういう風な戸惑いをさせることで「自分とは違う女子である」ことを認識したがってる。と同時に「そんな戸惑いのない自分はやはり男なのだ」と認識したがっている感じ。ああそうか、結局はそのためだけに「女性はきっと苦しんでいるはず」的にされるのが嫌なのかなあ。勝手にお前のオナニーに使うなよと。くいなのエピソードも少女のリアルさを描いたというより、単にあれって男性側が男の優越感を感じるための道具でしかない気がすんだよな。リアルじゃないから。だからなんか白けるのかな。まあ少年誌だし、そういう仕掛けであっても仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、「少女の心理をうまくついてるナー」とかいって、そのことに自覚的じゃなくむしろ「これはそういう優越感とか感じたいわけじゃなくて、本当に心理を上手く描いてるなと思ってるからこのシーンが好きなだけなんだからね!」って誤魔化してる感がいやなのかも。
って全然まとまってないけど時間ないからこのまま出したれ