大抵の男女論の場においては、男が理屈を、女が感情論を持ち出して、
ひたすら相容れない不毛な平行線を続けるのが常だが、
少なくとも処女信仰にまつわる論争だけは男女の持ち出すものがまったく正反対のようだ。
かなり大雑把に書き出すが、
男が主軸として持ち出すものは貞操でありひいては貞淑さを、
女が主軸として持ち出すものは恋愛でありひいては結果だった。
これを童貞の妄想やビッチの開き直りと思う無かれ、
願望に正直な少年と夢見がちな乙女が、ロマンティストな男と現実的な女になる、
そういった心の転換期に男女間の恋愛が強く作用してるんじゃないかと、
そう思った次第なわけでありますよ。
自分の頭だとここまで考えるのが精一杯なんで、
誰かこれ本格的に研究してくれないですかね。
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