はてなキーワード: げんしけんとは
というか、
げんしけんにでてくる迷言集をいちいち真に受けている人ってどんだけいるんだろうか。あれはさ、それぞれの分野のオタクさんたちがそれぞれとんでもないことを言っていて、その分野の中の人から見てもそれは無い、言い過ぎだ、というような話ばっかりなんだけども、だからこそ、自分の知っているこの分野以外の人の話もすべて、話半分に聞いておかないといけないのだなと気付く、っていうカラクリでしょ?
私もそれだ。
オタクだけど、BLは好きじゃない。(ついでにいうと、カップリングというもの自体、好きじゃないけど)
でもなんか、オタクだというと「女オタク=腐女子」と思われて、そういう話がいけること前提で(男女ともから)話が進んじゃったり、オタクについての本なんか最近よく出てるけど、女オタクについて語られる時は気まって腐女子のみ。ていうか、そういう本でも定義がなんか「女オタク=腐女子」みたいになってる感じ。結構、男性なんかでも、げんしけんの大野さんの「ホモが嫌いな女子なんていません」を鵜呑みにしてる人多いのかなあ。なんか存在すら認識されてない感じで、ちと寂しい。
OKOKちょっと誤解のないよう軽く触れておくと、サークルクラッシャーの話というのは少し違う。何か素敵に機能しているサークルに異分子が飛び込んで掻き回したというより、既にあった問題というか各人の本性を顕現化しただけだから。
ヨイコで描かれるのはコミュ市場社会における最底辺の存在としてのオタクという現実。だから、げんしけんのユートピアに対してヨイコノミライはディストピア……とはなかなか言い切れない。現実的だから。
そもそも出てくるキャラがどれもこれも「どっかで見た/身に少々覚えがある」イタいオタク像というだけでも十分痛い現実なのだが(自称毒舌批評家、前世合宿所女、コニーロリ服、リスカ僕女、売れ至上主義同人作家、理想論無能男、etc.)、そいつらが「唯一オタク趣味という共通の話題」だけを頼りに、余所の何処にも受け入れられない非コミュの身を寄せ合って、自分の見たい面だけを見て上っ面のコミュニティを組んでるという辺りが救えないんだな。
自分のオタク人生を振り返り、自分にもああいうイタい面があったと苦笑するだけならまだいいんだけど、今現在自分が所属してると思い込んでるコミュニティも、所詮はこの手の吹き溜まり、オタ会話だけを頼りに人格なんて何も見ない似非コミュなんではと一瞬考えてしまう辺りが薄ら寒いんだと思う。
多分オタクと縁の無い人が読んでも「きんもー」で終わり。オタクが読むと、なんとも嫌ァな気分になれる。グロ画像をあえて開く系の楽しみが好きなら読んでみてはどうかな。
僕が所属しているコミュニティは、わりと現視研ぽいような気がする。
だいたい土曜の夜になると僕の家に集まって夜通しだらだらとオタ話やゲームをして、朝になったらアニメとか特撮番組を見て、その後は引き上げたり適当に雑魚寝したり。みたいなことを、ここ数年続けています。女子メンバーはあまりいないけど、サークルクラッシャー気質な方もいたりしました。
そういうコミュニティってそれなりにたくさんあるようなつもりでいたんだけど(いや、特に根拠はないんだけどさ)、そうでもないのかな?
http://anond.hatelabo.jp/20070517183600
へぇそうなんですか。そのサークルでは、みんなでコミケに行ったりするんですか。でもよくよく考えてみたら、田中はコスプレの服つくったりしてるし、みんなでげんしけん名義で同人誌出したりしてるし、確かにバランスがいい集団ですよね。予想ではもっと、斑目みたいな「非生産的オタク」がオタクサークルには多い気がします。
女性に『げんしけん』見せると案外、斑目が人気あったりしますよね。高坂くんは「ありえない」と一刀両断されました。個人的には朽木のキモさもどんなオタクでも持っている特有のもの(イタさ)だと思うんですけどね。
http://anond.hatelabo.jp/20070517184445
『ヨイコノミライ』は一巻しか読んだことないんですけど、サークルクラッシャーらしき女の子が登場する話でしたっけ?何を好き好んでオタ系サークルに手を出したのかも知らないので、なんともいえません。
表情とかセリフをできるだけ深く読もう読もうとしてたらいつの間にか昨日も今日もげんしけん尽くし。
何かこのシーンには裏っていうか深い意味があるんだなぁっていうのは伝わってくるんだけど、
そこから意図を読み取るのに随分苦労した。もっと漫画読みとしてのレベルを上げたい。
あれこれ考えてもわかんなかった場合ネットで調べてみてさ、
感想とか考察サイト見たときに「イヤそれは違うだろ」とかいう反応をしてしまうってことは、
自分の中でもどっかでおぼろげに解釈できてる、あるいは望む形の描写があるってことなんだろうけど、
そこからもっかいコマを見直して言語化しようとするとやっぱり詰まる。
これはあれかな。漫画読みとしての力じゃなくて国語力が足りてないのかな。
結局答えが出なかったコマもいくつかあるし。あーでもなあ。
色んなニュアンスを含めてるところは一杯あるんだけど、この人は「どうとでもとれる」ような
ぞんざいな描写はしないんだよなあ。そこが俺をますます悩ませるよ。いい漫画だまったく。