弟子たちが聖典の知識を競い合っていた。
またある弟子たちは、「それよりも地頭の良さだよ」と言いながら骨牌で競い合っていた。
主はこう言われた。
「競うのはかまいませんが、人の頭の良さに、さほどの違いはありません」
さらにこうも言われた。
「そもそも、人の頭の良さとは、一時的な状態であって恒常的な性質ではありません。
知の巨人と言われる者がとてつもなく愚かな選択をすることも、
暗愚と思われていた王が臣民全てを救う術を見出すこともあります。」
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