我が国はあらゆるところに果樹が植えており、四季、場所を問わず見上げれば頭上に何かが実っている豊潤な楽土である。
国民には飢えはなく常に笑い声と音楽であふれており治世も滞りないと自負するところだ。
臣民見渡すところ安寧であるが、この身にはただひとつ悩みの種がある。
王冠が正せないのである。
今日も傾いた冠がいづい。
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