ふとした時に思い出す。
自殺した友人のお母さんの顏。
あのやつれた顏。悲しみが張り付いた顏。
絞り出すかすれた声、
気丈に振る舞いながらも、落ち窪んだうつろな瞳と。
どんどん痩せ細り、そのうち掛ける言葉も探せなくなった私の無力さ。
気付けば一家でどこかに引っ越して更地になったあの土地。
20年以上前の事だけど、忘れられないんだよ。
若くて笑ってるままの友人の顏よりも、友人のお母さんの顏を思い出して苦しいです。
Permalink | 記事への反応(0) | 23:02
ツイートシェア