その少年、姓は金、名は銀太郎という。
金の斧と銀の斧を両肩に担ぐ力持ちで、流氷に乗って北から来たという白くて大きな熊を屈服させ、これに乗っていた。
裕福な家に生まれた金銀太郎は、たびたび金・銀・真珠などの財宝を家から持ち出して貧しい人々に分け与えていた。また、橋が壊れて人々が困ったときにも私財を投じて立派な橋を架け直した。
大江山に住む鬼を退治しただけでは飽き足らず、金銀太郎はさらなる強敵を求めて鬼の本拠地である鬼ヶ島を目指して旅に出るのであった。
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