原爆でまだ幼児だった弟を亡くしたらしい祖父は私や母には終生その話をすることはなかったし、一度だけその語りを聞いたという祖母が言うにはあの厳格でおとなしい祖父が感情をあらわにしていたというし
大切にしていた身近な人、とても大切な人の命がある日突然奪われたということの悲しみは想像するにありあまるよ。うちの祖父にしてもたぶん彼にとってはあれから60年たっていた死の直前まであの日のことが心の奥底に残ってたんじゃないかな
いずれにせよ、神のみ元に帰られた全ての魂は安らかに眠っていられることを私たちは祈るしかない。
Permalink | 記事への反応(1) | 02:40
ツイートシェア
単に忘れてただけじゃね? 一度だけその語りを聞いたという祖母 って、その語りはいつのころの話なの? 大体昔は子供が死ぬのはごく当たり前の事だったし いちいち長々と死んだ子...
「伸ちゃんの三輪車」のお話はご存知?
あー、そういう美談として祀り上げられた話は別にいいんだわ