「誰だ」
『夜更かししてでもやりたいことがある。何もない人生、ただ辛いだけの日々なら寝ることより幸福なことなんてないぞ。お前の人生はまだ幸福に満ちているんだ。だからお前はただ怯えながら全てをやり過ごすために毛布をかぶる以外の行為を選んだ』
『俺は、お前だ。お前の中に既に答えはある。お前がそれに気づく余裕を失っているだけだ』
「そうなのか。ありがとう……俺」
『そうだ。それでいい。俺は俺だから俺を信じるんだぞ俺』
こうやって日常の中でサードマン現象が起きることって結構あることなのかな?
俺も子供の頃はそんなにこういうの多くなかったんだけど