一歩退くようになってしまった
面白いものや面白くなりそうなものを見た時、すっげー!やってみたい!とか、自分だったらこうしたい!とか昔は思ってた
今、そういう興味深いものを見ても、それらと自分の間に何か透明の膜があって、手を伸ばしても届かないような、なにか遠いものをただ眺めているような、そういう感じ
粘性の水みたいなもののなかで、身動きがとれず、呼吸も出来ず、口を開ければ水が入ってきて、漠然と苦しくて、ゆるゆると溺れていくようなイメージ
向こう側に行きたいはずだった、行きたかったはずだった。今だって行きたくないわけじゃない、はずで。せめて行きたいと思う気持ちだけでも、なんとかならないものだろうか
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