陣地は忘れましょう。
碁というのは、「石を多く置いた方が勝ち」というゲームです。
下図の終局図をご覧ください。
/ABCDE 1●●●○○ 2+●●○○ 3●●●○+ 4+●○○○ 5●●●○+
●12-9○なので、●の勝ちです。
石が置かれていない場所がありますね?
これがいわゆる「眼」というやつです。
もっと石を置きたいと、眼にまで置いたらどうなるのでしょう?
/ABCDE A2●と置いてみます 1●●●○○ 2●●●○○ 3●●●○+ 4+●○○○ 5●●●○+ ↓ /ABCDE ○はA4に置きます。 1●●●○○ 2●●●○○ 3●●●○+ 4○●○○○ 5●●●○+ ↓ /ABCDE ●は○に完全に囲まれてしまったので、取られてしまいました! 1+++○○ 2+++○○ 3+++○+ 4○+○○○ 5+++○+
では、A2ではなくE3に●を置いたらどうなるのでしょう?
/ABCDE E3●と置いてみます。 1●●●○○ 2+●●○○ 3●●●○● 4+●○○○ 5●●●○+ ↓ /ABCDE E3の●は○に完全に囲まれているので、 1●●●○○ そのまま取られてしまいます 2+●●○○ 3●●●○+ 4+●○○○ 5●●●○+
これは●と○を逆にしても同じです。
つまり、最初の図は双方打つ手がないから終局図なのです。
※続きません。質問があればどうぞ。
囲んだはずなのに囲んでないって言われるんだけど、囲んでいる中に空きがあったらだめって謎ルールじゃないの?