私は他者を知りえず、分かり得ない
自身のことをわかり得ないのに、どうして他者を分かることができるだろう。
命、生命、そして魂そういった根源を為すものについてのセンス、理解する心が充分でないのだ。
私はその恐ろしさを知っている。不十分な理解で、相手の身で、魂で考えず、己の姿でー時には己の姿ですらなくー批評を与え、命令を下す事を。
それは彼の心をより頑なにし、人間嫌いにする。もしくはパンの道を作り、深い森へと迷い込ませる。
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