■全裸で寝てるおじさんがいた
河岸を歩いていたら全裸で寝てるおじさんがいた。
自分はおじさんの脚に向かって歩いていた。
何か股間のあたり黒いな、と思った。
真っ黒で遠近感がつかめなかったので、
それは写真の一部を黒く塗り潰したように見えた。
意味が分からないな、と思いながら近くにたどり着いたら、
やはりと言うべきか、その黒い物はちんこ袋だった。
つまり足につけるのが靴下なら、ちんこにつけるのはちんこ袋、というわけだ。
おじさんは公衆に気を使ったのだろうが、自分はやり場のない不愉快な気持ちになった。
もやもやとした気持ちが頭から離れなかったが、
おじさんの気持ちを考え出すと、ふと、例の袋をどこで手に入れたのか気になりだした。
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