■田舎に帰ることを決めた
昨日の夜電話した。父が黒板五郎のように喜んでくれた、
「おぉ、そうかぁ、帰ってくるかぁ」心の底からの喜びを隠し切れない、父の本心なのだと思う。
心が痛い。
その本心に対する愛を受け止める事に対しての痛さ、そして帰る事が本意では無いからだ。
都会の生活は充実していた。自分のすべてがあった。恋人も出来た。何百回もセックスをした。
田舎では後ろ指を指されるような事も都会であれば誰も気にしなかった。
クラブをはしごした。周りの誰もが当たり前のように楽しんでいた。
就職、そしてそこからの自分が都会で犯した失敗と、逃げ帰らざるをえない状況を父は知らない。
父の声が痛い。そして早く会いたい。
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