情報産業は情報を売る産業ではなく、情報を舞台として極めて人間臭い情緒のやりとりが行われる場だという印象を持っている。
「情報を売る」という発想を持っていると、受け手が既に欲求を表明しているものの供給合戦にはなるが、潜在的に受け手に影響を与える可能性のあるものはなかなか供給側から出てこなくなる。
結果として、受け手から見れば、似たような若干古い情報が過剰に供給される事態となり、その分野への興味自体を削がれてしまう。
Permalink | 記事への反応(0) | 00:12
ツイートシェア