6 ÷ 2(1 + 2)= x
式の形を変えると
6/2 * (1 + 2) = x
つまり
6
─(1 + 2)= x
2
もう少し戻ってみると
6(1 + 2) = 2x ……①
たしかに、
6
──── = x
2(1 + 2)
6=2(1 + 2)x
混同する原因はなんだろうか?
()書きが含まれる計算式に、「÷」が含まれているからだろうか?
()書きが含まれるときは、経験的に「÷」という記号を使った覚えがあまりない。
仮に()の中が変数を含む式 6(a + b) = 2x で、①から変形するとしても、普通は6と2の乗算を行って、
3(a + b)=x
となるだろうし、
仮に、左辺の「6」に当たる部分が変数の式 a(1 + 2) = 2xだったとしても、
a
─(1 + 2)=x
2
という式にしちゃうから、
6 ÷ 2(1 + 2)= x
なんて式になることが滅多にない。