2010-12-27

絶対に失敗しないたったひとつの冴えたやり方

絶対に失敗しない方法を考えた。ついつい悩んでしまって行動に移すことができない。そのような人はこの方法を試してみる価値があると思う。いきなり話がそれるが、自分のことを書いておこうと思う。話にリアリティが増すというのは建前で、本音はきっと誰かに聴いて欲しいのだと思う。興味がない人はお手数ですが読み飛ばしてください。

僕は現在完了で逃げ続けている。どんなに自信があって、何が問題でどのように対処すれば良いのかわかっていても逃げてしまう。前から疑問だった。最近気づいたのだが自分から行動して傷つくことが怖いのだ。いくら自信があっても恐怖が消えるわけではない。今まで恐怖を感じている自分に気づかなかったので驚いた。そもそも自分は傷つかない人間だと思っていた。あまり辛い目にあってないからなのかもしれないが、辛くても楽しむことができた。周りに助けられてきたことも大きかった。でも、それは降りかかってくることを楽しむ技術しか過ぎなかった。安全だとわかっていても橋を渡るような真似はほとんどしてこなかった。対岸がどんなにユートピアに見えても、渡ることができなかった。怖いと感じている自分に気づかず、なぜ渡らないのだろうとずっと思ってきた。きっと気づかずに渡った橋もあるだろう。全部がそうであれば良かったのだが

人生無意味だということは知っている。別に死んでも構わないと思っている。そうであれば、自分で好きな目的を与えて好きなように挑戦しても良いはずだ。それでも、人生無意味さに逃げてしまう。何もせず餓死もいとわない生き方を選択しようとする。死ぬ不安が失敗する不安を上回ることがないからできるのだと思う。もしかしたら、死なないと無意識に思っているだけなのかもしれない。どちらにせよ、同じ事だ。逃げ続ければいつかは死ぬ。僕はできるだけ緩やかに自殺を試みている。その行為を正しいと思えれば良いのだが、美しくない、正しくないと心のどこかで思っている。まだ自分に期待しているのだ。何度も正しい選択をしようと思ったが、逃げてきた。あるいは、最終的に正しい選択をした時間無駄に過ごしてきた。もったいぶったけれど、現状を少しでも改善しようと思って考えた方法を書く。

ということで、やっとここからが本題。

絶対に失敗しない方法。

・失敗を目標に設定する。

成功の判断基準は何か。具体的な基準のひとつして、目標達成の可否がある。成功するためには適切な目標を設定しなくてはならない。本来は少し低めの目標を立てるのが良いのだろうが、ここでは、あえて失敗を目標にしてみよう。それも具体的な方が良い。自分が考える最悪の失敗を目標にしよう。目標はあくまで成功判断の基準のひとつである。後は自分の好きなようにやればいい。個人的には失敗しようと自分に言い聞かせながら行動する。どうしても怖いときは祈る。神なんて信じていないけれど、信じていなくても祈る恩恵は受けることができる。それでは成功(失敗)を目指して実際にやってみよう。

逃げさえしなければ、結果は3つに分類される。

(a)目標は達成できなかったが、成功してしまった場合

目標は達成できなかったが、客観的に考えれば成功したと思える状態になってしまった。結果的には成功と言えるだろう。何はともあれ、おめでとう。

(b)具体的な目標とは違うが、失敗した場合

あなたは具体的な目標とは違う失敗をした目標完璧に達成できたとは言えないが、あくまで失敗を目指していたのだから、半分くらいは成功と言っていいだろう。もし、次も同じような機会があれば、次はその失敗を具体的な目標にしよう。成功したのだから何も恥じることはない。成功者しい振る舞いをしよう。

(c)目標を達成した場合

あなた目標を達成した自分の思い描いたとおりに失敗した。大成功である。胸を張ろう。

もう一度、結論を述べる。絶対に失敗しない方法。それは失敗することを目標にすることである。失敗を成功だと考える。古典的な考え方だと思うが、少し視点を変えれば新しいものに見える。失敗は成功の母という言葉がある。子どもからすれば母親母親しかないが、母親も昔は子どもだったのだ。どや!以上です、ありがとうごいました

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