2010-12-14

規制とは一体何なのか考えたこと

例えば、大麻について。

大麻を使用する人」を極端に嫌う人が存在する。

アメリカ人の彼に、マリファナを吸ってると言われてちょっとひきました

アメリカでは、吸ってる人が大半と聞きました。彼は、まじめな方だと知ってますが、いつからやってるかは、わかりません。ただ、今は、学生から、、、社会にでる時には、立派な大人としてやめてほしいです。ちなみに、ハワイ東京遠距離です。連絡手段は、電話のみです。どんな言い方で言えばいいのか?どんな、接し方をしたらイイのか?アドバイスお願いします

補足

彼とは、結婚も考えています。結婚するのならば、絶対にやめて欲しいです。彼が、心配なんです

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1330232288

大麻日常的に使用する人

日本でも大麻がそこら中に売られています。海外では三割~半分くらいの人が経験者だと聞いてかなり引きました煙草の方が害があると言いますが、どっちもどっちだと思います。薬の力を借りてまで楽になりたいかと思ってしまいます。現実逃避してやっていることを無理に正当化するところが一番腹が立ちます。私は煙草も酒もやらないので住む世界が違うのだわと思いました

私は将来観光ビザを取得して世界中観光したいと考えています。数ヶ月程度ですが。しかし、ここまで大麻蔓延していると幻滅してしまいました。国自体ではなく、使用している国民に。もし誰かと仲良くなったとしても使用者なら絶対に関わり合いたくありません。観光なので知り合いもできないと思うので私は無関係ですが、何だかショックです。それは日本も同じですが。

自分でも偏見を持っているのはよく分かりますしかし、どうしても幻滅しますし、人間性を疑います。視界に入るのも気持ち悪いです。でも煙草は当たり前すぎてあまり違和感がないのもおかしいと思います。

皆様はどう思われますか?

http://okwave.jp/qa/q5734123.html


こんな感じである

大麻好きな人も居るし、嫌いな人も居る。嫌いな人の中には、自分は使わないけど人が使うのは勝手だと思う人も居れば、それを使う人の人格を否定する人まで色々な人が居る。カリフォルニアたい医療大麻を認めてるところもあるし、日本たいに厳しく規制している国もある。そして今のところ規制している国の方が多数派だ。

実際のところ、大麻が人体に有害だという事例はあまり無いようだ。と言うのも、タバコのように煙で吸い込む場合は気管支の病気を引き起こす可能性は高まるだろうし(これについては回避策は色々あるけどとりあえず)、見方によっては有害だと言える意見もあるのかもしれない。さらに未知のリスクもある。しかし、同時に医療効果も存在する。この医療効果というのはおおざっぱに言うと、痛みをやわらげて気持ちを楽にするのとその他色々って感じで、例えば末期がんの患者にとっては精神面ではかなりの効果があるだろうが、それによってがんが治って命が助かるとかそういうものではない。したがって、多少の副作用はあっても大勢の命が救える薬とは違い、医療用に大麻を使おうという原動力は起きにくい。医療効果はともかく、単純に楽しいから大麻が好きだって人がいっぱいいるんだけど。つまり、大麻メリットデメリットの両方あって、そのデメリットは毎日交通事故で死ぬことを恐れながら暮らしていくのが馬鹿しいのと同じ程度のもの、と言えるかもしれない。

(↑デリケートな話題なので間違った意見が混ざってたらごめんなさいと先に謝っておくけど、大体そんな感じだと思われる)

ここで冒頭に紹介した大麻を使用する人を極端に嫌う人」の話に戻るが、彼・彼女らは大麻について正確な知識を持っているわけではないのに、極端な拒否反応を示している。原因として日本国法律で禁止されてる=犯罪からというのがあるかもしれないが、それよりも極端に未知のリスクを嫌う人が一定数存在すると見るべきかと思う。また、アルコールはかつてのアメリカでは禁止されていた。社会進歩していく中であるアルコールという精神作用するものが流通しているのはよく分からないけど怖いな、と思う人が多数派になったので規制された。酔って暴れる人もいるし事故を起こす人もいたのが理由になったはずだ。結局の所アルコール規制し続けることは出来なくて、メリットデメリットを秤にかけた上で、現在の条件付きの規制に至っている。これこそが人間社会最初リスク回避的に、でも結果的にアルコールを認めてきた歴史である。だから大麻も同じような過程を経るとは言わないけど、その可能性も無きにしも非ずだろう。

人間社会の中には未知のリスクを嫌う人間が一定数存在するのは、生物としての進化の結果当然のことなのだろう。誰もがよく分からいものを簡単に受け入れてしまってたらある時絶滅してしまうかもしれない。一方で、リスクを好む人間も居て、そういう人たちがあらがい続けた結果アルコールのように社会に認められることもある。東京都青少年健全育成条例についてもよく分からなくて怖いので規制しようという動きなので、大麻アルコールと似た話だと感じた。条例反対派の人はこれから人間社会に害がない(この場合は、漫画犯罪に結びつかない)ということを証明し続けていくことになるのだろう。さて、どうなるのか楽しみだ。

  • よく解らないんじゃなくて、明確にキモイんだよ。 例としては大麻より不快害虫の退治に近い。 「クモは実は益虫なんですよ」って言っても 俺の奥さんはスプレー撒き散らすし、漫画...

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