きっかけはわからないけれど、生まれ変わった。
そのままやり直すわけではなく、性別が女性になっている。
元の人生と同じような人々と知り合うものの、その関係は大分かわってしまう。
経験したことのないようないじめを体験する事もあれば、逆にとても心強い助けになったり。
その結果、元の人生では友達だった人が友達でなくなったり、そもそも存在しない人がいたり。
元々、悪友だったはずの男子にモーションをかけられているなんていうのは本当に滑稽だ。
そして時が流れ199X年、世界は何故か滅びそうだ。
終わりのない台風のような風が吹きあれ、赤い雷が落ち、緑の津波がやってきた。
雨や波に触れた人はみんな死んでしまった。原因も助かる方法も分からないままに。
本来はもっと続くはずだったものがありえない形で終わっていく中で、自分の存在があずかり知らない形で世界が終わる要因を作ったのであろう事に気がついて絶望した。
自分につらなっていたどこかの誰かが救うはずだった世界だったのに。
という夢を見たんだが、疲れているんだろうか。