http://togetter.com/li/15157を見て個人的に思ったことなど
ちなみに私は2次元も2.5次元も3次元もおいしくいただけます。
まず
ってところだけど、このへんはイマジネーションが合わないことへの嫌悪じゃないかなと思うんだよね。何かをモデルにイラスト描くときって、その描き手のイマジネーションが入るから、漫画絵で描かれたイラストを見たときに、自分には到底こうは見えないんだけど…ってなるとウザったくなるんじゃないかな。「自分はこんな風に見たくはない!」って感じで。もともとがイマジネーションの産物である2次元キャラだとその辺の抵抗は薄いと思う。2.5もかな。
んで、ホモフォビアどうこう言ってるけど、腐に必要なのって同性愛への理解じゃなくて物語だと思うんだよ。(そもそもBLは同性愛の肯定じゃないし…その辺の話は私よりもっと詳しい人もいると思うのでここでは多くを言いませんが)そのキャラ、人物の関係性の中に生まれる物語あるところに腐が食いつく。だからコンビ愛とかグループ愛とか同期愛とか…いろいろあるけどとにかくそういう物語があれば、3次元にも腐は生まれることは別に不思議じゃない。ただ3次元腐が微妙なのは、実在の人物と彼らにまつわる現実の物語…事実として成立している物語をベースに現実にはない妄想をしてるとこじゃないかなぁ。ナマモノの対象となる有名人たちは私たちと同じ現実にいる人だから、自分と同じ次元で妄想が繰り広げられることに抵抗を覚える人は多いんではないかと。対象とされた本人ならなおさら、てか当然。
一方2次元なら多少妄想したところで、そもそも嘘だもん。原作とか作品内正史とかはあるけど、それだって私たちと同じ次元、同じ世界にはないから、3次元と比べたらたぶん距離感がちがう。もちろん2次元でも、その作品に強い思い入れがある人が抵抗感覚えることはあるのもわかるけど。
多分私が3次元までもおいしくいただけてしまうのは、もともと芸能人を“キャラ”として見ている節があるからだと思う。おかあさんキャラとかやんちゃキャラとか弟キャラとかそんな感じの。そのキャラ前提があったうえでいかに妄想するか…みたいな。だから同じカプでも、キャラ認識が自分とズレてる人の作品はあんま面白くない。
そんな感じである種のキャラクター遊びを楽しんではいるけど、そういう距離感の取り方ができる人ばっかりじゃないから表立って主張する必要もないよねぇ、というのも隠れる理由のひとつであって…そこで「自信持って!」と言われても、はぁ、となってしまいました。