http://anond.hatelabo.jp/20100320143532
自分は昔から、幼少の頃から、物心ついた時から、生きる気力に欠けた人間だった。大人になること、社会に出ることに憧れなんて皆無で、漠然とした不安と、確かに感じる無気力だけがあった。小学生の時だったか、将来の夢を書けと言われて答えに困り、「富士山に登りたい」とでも書いた。小さい過ぎるとダメ出しされた。答えに困り、「世界一周旅行」とでも書いた。小さ過ぎるとダメ出しされて、答えに困り「じゃあ東大」と言った。教師は満足したようだった。クラスメートに冷やかされた。そんな能力も意欲もねーよと、心は冷え切ってた。
今の会社に拾われる前、前歴欄の中の一つ、今の会社とは全く異なる業種で、自分は機械を任されていた。任されたと言えるほど大層な機械ではなく、家電に毛が生えたようなもんだが、その会社は人材が恐ろしく貧弱で、自分以外に適任がいなかった。他は老人か壮年の女性ばかりで、機械を動かす必要がある時は本社から人を寄越していたそうな。
ある時、当時の上司に「深夜に出れないか?」と言われた。深夜の仕事があり、そこで機械を動かす人手が欲しいとのことだった。即、快諾した。もしかしたらキャリア・アップに繋がるのではないかと淡い期待を抱いていたりもした。
中国人が沢山いた。正規労働者か非正規かは知らない。働きっぷりは、直接見ていないから知らない。だが、沢山の中国人が働いてた。仕事が終わり、帰り際、当時の上司と少し会話した。内容は覚えてないが、働くこと、仕事すること、稼ぐこと、人を扱うことの重さを痛感した。何と言うか、社会で生きるとは、こんなにも壮絶なものかと、痛感した。
先日、道で中国人に会った。意思疎通が難しいほど、日本語が下手だった。手に持った紙に、本のタイトルが書かれていた。日本語を勉強したいのだろう。紙におおまかな道を記してから、「本屋に行きたいので、道を教えてください」と日本語を書き添えた。彼は無事、本屋で探してる本を見つけたのだろうか。
ここ数年、この街には中国人の姿が増えた。某大手企業の工場で働いているらしい。図書館に行くと、必ずと言っていいほど彼らを見つける。公衆電話で何か話している。その姿を見る度に、昔を思い出す。
今の仕事を教えてくれた、他社の先輩がよく言っていた。「ぼやぼやしてっと、潰されるぞ?」と、何度も、何度も言ってた。自分は、何度も、何度も、その言葉を思い出す。自分は先輩のように、上手く立ち回れるだろうか。上手く、この嘘を隠し通せるだろうか。
帰宅してから、帰宅する前から、ぐるぐる思考が回ってる。不安と愉悦の入り交じった、とっても不安定な思考が延々と続いている。飯食って、風呂でさっぱりして、少しは落ち着いて...
http://anond.hatelabo.jp/20100319220638 http://anond.hatelabo.jp/20100319230100 http://anond.hatelabo.jp/20100320001415 取引してる会社には金を渡さずに、飼い馴らしてる従業員に金を渡す。先輩の常套手段だった。 ...
http://anond.hatelabo.jp/20100320005430 直属の上司は、時折、心底「有り難い」と思える言葉をかけてくれる。飴と鞭みたいなもので、社長にどやされて凹んでるときに「なにあれ、こっちの都合...
http://anond.hatelabo.jp/20100320143532 自分は昔から、幼少の頃から、物心ついた時から、生きる気力に欠けた人間だった。大人になること、社会に出ることに憧れなんて皆無で、漠然とした不安...
長過ぎ、まとめろ
http://anond.hatelabo.jp/20100320151058 不安と苛立ばかりが募る。慣れるまでは、ずっとこんな感じなんだろう。辛いようであり、逆に愉快でもある。先刻、協力者と電話口で話をした。近々、会...
家から出ないの?
あなたの周りに、信頼できる、同じ考えを共有できる人間が居れば良かったのにね そうしたら、あなたはひとりでそんな危ない橋を渡らずに済んだかも知れない 大手を振るって、全員が...