2009-02-06

英語で書く

大学を出て以来、特に英語を使う機会もない私。

英語も錆びつくばかりで、読むのだけは辞書を引きながらなんとかなるのですが、話せない、聞きとれない、書けないの駄目駄目三重苦。

うーん、と考えて、一年前くらいから、英語ブログを書くようにしました。

と言っても、ほとんど使っていない英語中学程度の文法がせいぜい。

あんまり複雑なことも言えないし…と思って、えいやっとアメリカ掲示板にとびこみました。

掲示板とか、アメリカ人ブログコメントにいろいろ意見を書いて、それも自分がカッとするようなテーマね、フェミニズムとか、人種差別とか、敵意まんまんの人たちをあえて相手にしたんですよ。

とにかく相手に自分の言いたいことを伝えたいと思うから、辞書をひきひき試行錯誤して、最初は「けーっ、あんたの英語、ちょー狂ってる!!! lol 」とか言われたんですが、だんだんと蓄積してきて、今ではほとんど語学力のことは言われなくなりました(言っている内容にけちをつけられることはあるけど)。

思ったんですが、これまでの英語勉強の仕方は逆だったんだなあって。

えーとですね、つまり、最初に単語や文法、構文を覚えて、必要に応じてそれを引き出すというやり方だったんですよ、これまでは。

そうじゃなくて、必要が先にあって、その必要を満たすために、単語や構文を覚えて使っていく、細かいことは気にしない!(私、ネイティブじゃないし!)、そのやり方でどんどん言いたいことがすんなり表現できるようになったんですよ。

私、はっきり言って英語は苦手科目でした。

その私が今では毎日、英文をたくさん書いているし、アメリカ人たちとメールやりとりをしたり、たまにスカイプしてたりします。

日ペンの美子ちゃんセールストークみたいですけど、やってみれば案外、簡単だったなあと。

しかも無料ですしね!

今でもニューヨークタイムズに寄稿するような立派な英文は書けないですけど、言いたいことが言えて、伝えたいことが伝わっているならばそれ以上、何を望みます?

英語が苦手だった私でも出来たんですから、普通の人はもっと出来ますよ!

英語世界インターネットに出入りするようになって、日本人の発言ってほんと少ないなあと感じます。

量より質って言っていられる状況でもぜんぜんなくて、英語世界では絶滅危惧種並の希少種ですよ、日本人は。

なまじっか、日本語インターネットが充実しているもんだから安住しているんだろうなあって思います。私もそうでしたし。

ただ、あんまり右翼みたいなことは言いたくないんですけど、中国人とか韓国人とか、移民留学生が多くて、英語が出来る人が多いんですよね。

で、実際問題、コリアンチャイニーズ日本バッシング情熱燃やしている人がたくさんいますから、それを通して相当、偏った日本観が流布されたり、ごく稀な事件をことさら大きくとりあげてネガティブキャンペーンされるようなことがあるんですよね。

なにしてんだ、日本人はって感じです。

一億二千万人もいるのに、ぜんぜん実働人数がたりないよ!

右翼ブログとか、日本語で威勢のいいこと書いてますけど、あんたそれ日本語で書いてもあんまり意味ないよ、って思うんです。

いや、英語で書かれても困るけどね、日本イメージが悪くなるから。

罵倒とか、ばかにした表現って、それを「いいぞいいぞ」って言う人、書いたり言ったりする人からすれば「言ってくれる人」がいるから、言えるんですよね。

右翼の言っていることって、日本人相手にしか通用しませんから。

それをいかに関係のない第三者に説得力をもって言えるかってのが重要なんであって、右翼は説得力を磨くのと、英語で書くこと、同時並行でやらないと、ただの内輪のなれあいなんですよね。

まー、こんなこと、はてなで書いてもあんまり意味がないですけど。

産経新聞ブログとかで言わないと。

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