2006-11-18

[]やらせタウンミーティング有給係員が107人

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安倍政権国会に提出した文書と報告によると、312人が参加のやらせタウンミーティング有給スタッフが107人もいたらしい。その他にも省庁から随行員が来ていた。もちろん交通費出張旅費などは別途支給。

ありえない! 出席者3人に一人の割合で人員が必要であるはずがない。これは明らかに違法な税支出だろう。

世論偽装に税金不正使用。それでも安倍捏造内閣の売国ぶりを暖かく見守り続ける一部の国民のお人好しぶりには呆れてものも言えない。

 

保坂展人のどこどこ日記 教育改革TM@大分では、107人が有給スタッフ

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/df65477be65f6eef1d0444d0abff3f1d

04年11月27日に開かれた「教育改革タウンミーティング イン 大分」を点検してみよう。朝日広告社から内閣府大臣官房会計課長に届けられたのは10,669,761円の請求書だった。さっそく明細を見てみた。驚くのは、動員されたスタッフの数とその金額である。

[開催当日の動員関係]

1、空港(又は駅)での閣僚送迎など (単価12,000円)×6人 72,000円

2、会場における送迎など (単価120,00円)×14人 168,000円

3、各出席閣僚の個別担当 (単価12,000円)×3人 36,000円

4、閣僚控室の連絡要員 (単価12,000円)×3人 36,000円

5、出席閣僚・随行者ケータリング (単価12,000円)×4人 48,000円

6、一般参加者・マスコミ・関係者

受付・配布資料封入 (単価20,000円)×12人 240,000円

7、クローク (単価12,000円)× 5人 60,000円

8、場内整理事務補助 (単価20,000円)×27人 540,000円

9、会場発言マイク係 (単価12,000円)×12人 144,000円

10 警備員 (単価20,000円)×17人 340,000円

11、コーディネーター (単価50,000円)× 1人 50,000円

12、手話通訳者 (単価20,000円)× 3人 60,000円

な、なんと計算してみて驚きだが、総計107人で総額1,722,000となった。これが、募集人員300人のイベント釣り合う人数だろうか。空港で出迎えた6人は、空港で漫然と見送りまで待機しているのだろうか。場内整理・事務補助27人もやたら多いぞ。会場発言マイク係17人。20人にひとりのマイク係も多いな。このリストラ不況の時代に大盤振る舞いだが、これは代理店の請求額であり実際に現場で働いた人に支払われた額ではない。それにしても、だ。せいぜい400人のイベントに107人の現場スタッフに加えて、県・市・文科省からも応援部隊が入っている。想像してみてほしい。会場ロビーや後方に100数10人が立っている光景を。まさか、椅子に座ってはいないでしょうな。大分会場には、312人が参加していて、内閣府文科省発言者は、県教育委員会義務教育課の職員が4人台本通りの意見を言っている。「その他の協力者5,000円」が問題となったが、会場に107人が有給で入りこんだというのも異常な姿だ。なぜなら、大分では内閣府の資料で437人が申し込んで、参加証を発送したのは347人(実際の参加者が312人)と参加を断られていることがすでに政府答弁でも明らかになっているのである。

 

朝日広告社(朝日新聞とは別企業)はわりと細かく項目を書いているが、電通が受注したタウンミーティングについて、政府は細かい項目を情報公開していない。

やはり電通がやっていたタウンミーティングで、国民に知られたくないなにか悪いことをしていたのだろう。

 

ちなみに、昨日、タウンミーティングに出席したという人と電話で話しをしたところ、係員は10人ぐらいであわただしく対応し、閣僚を除いて20人ぐらいしか見ていないとのこと。

公開された文書では107人の有給スタッフ+派遣官僚がいたはずだが、実際には会場にそんな人物はおらず、20人ぐらいしかいなかったようだ。

給料をもらった107人のうち、残りの87人たちは、やらせタウンミーティングの時、いったいどこにいたのだろうか?

 

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