「男らしさ」「女らしさ」の呪縛から解放せよというのと対極にあるのがトランスジェンダーである。例えば男として生まれたが女になりたいトランスジェンダーを考える。彼の頭の中では男はこうである、女はこうであるという定義が凝り固まってしまっている。そのイメージと自分を照らし合わせて自分は男ではなく女なのではないかと思いこんでしまうわけだ。性の違和感なんてものは性のイメージが強く無いとそもそも持たない。トランスジェンダーほど性のイメージに縛られている者はいないのである。
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