大阪は何度か行った。USJとそのついでのテンプレ観光したり、阪大ひやかしたりどっかの繁華街をブラブラ歩いたりした。難波だかでタコ焼きも金龍も食ったけど、一番最初に行ったガキの頃に食った551のアイスが妙に記憶に残ってる。ついでにどっかで貰ったタコ焼き味の飴が不味くて腹立ったのもセットで記憶にある。
551の店頭で土産用のチルドの発送か何かで待たされてて、その間にアイスを買い与えられたような気がする。確か母が大阪の知り合いと会っていたような気がして、その人に買ってもらったような記憶がある。我々観光客なら肉まん屋のイスキャンディーなぞ(ガキはともかく親は)目もくれなかったかもしれないし、地域住民に愛されているというのはマジの話なのかもしれないと今にして思った。
夏休みに行ってたんだろうし、暑い中食うたこ焼きやアトラクションの並び(隣の母が楽しそうでないなら尚更)よりも、冷たい喜びを身体が鮮烈に記憶してるのかもしれない。30秒くらいで食い終わっただろうし、その後は暇すぎて店のチラシかなんかを繰り返し読んで、それで夏は豚まんが売れないんでアイスを売り始めたって知識を得たのも妙に覚えてる。
何味を食ったかも記憶にないけど、無性に食いたくなることがある。フルーツ感が良い感じに強めだった印象が朧気にあるような気がしないでもない。
あと中学くらいに行った時、バス乗ってる間に湊かなえの小説を姉貴からもらって読んだのもなぜだかよく覚えてる。話の内容は一切記憶にない。