たとえば自分の皮膚細胞を採取して、その細胞が分裂し続け、生き続けたら、俺は永遠に生きてることになるのか?
実際は細胞には分裂に回数制限があるため、そうはならない。
ただ、HeLa(ヒーラ)細胞というものが存在する。
これはヘンリエッタ・ラックスという女性から採取された細胞で、この細胞は回数制限なく分裂する特性を持っていた。
1951年に採取されて以来、現在まで世界中で研究に使用されている。
ちなみに細胞の採取・活用は、本人の同意を得ていない。
もし細胞から人体を作り出すことが可能になったら、彼女はまさに「生き返る」だろう。
記憶はないかもしれないが、「彼女」であることは間違いない。
だから、自分の体の1つでも細胞が生き残っていたら、再び体を取り戻せる可能性があるということだ。
自分の体にも、分裂回数制限のないSSRの細胞があればいいなと思う。
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