2021-08-30

肛門の外傷は必ず防ぐべき

 性的目的肛門にコップや人形などを挿入し、取れなくなって病院受診する、というケースは比較的多い。

直腸肛門を傷つけて出血したり、穴が開いて重篤腹膜炎になったりすることもある。

手術が必要になるケースも少なくない。


 肛門への異物挿入については、これまで多数の研究報告がある。

患者は二十~九十歳代と広い年齢層に及び、男性女性の一七~三七倍多い、とされている。

挿入された異物は家庭内使用する日用品が多く、ボトルやグラスが約四二パーセントを占める。

その他、歯ブラシナイフスポーツ用品携帯電話電球などの報告もある。

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