2021-06-10

anond:20210610105201

もともとは漢語の「不失正鵠」すなわち「正鵠を失わず」で、

正鵠とは「的」のことなのでこれは「的を失わず」と同義なんだけど、

実際に「的を失う/失わず」という形で使われることはなく、

明治に入って「正鵠を失う」の対義語として「正鵠を得る」が使われるようになり、

正鵠を得る」から的を得る」が生まれたんだけど、

ここに「正鵠を失う」の対義語が「得る」でいいのかという問題があり(漢語としては「中る(あたる)」になる)、

まあそういう言葉ができてしまったんだから仕方なかろうというのが最近定説

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