「倍速視聴」が話題になってるけど、きちんと批評したい、それを他の人にもきちんと伝えたいと思ってる人は、そもそも倍速視聴なんてしないんじゃないかな。
倍速視聴して、これ面白かったです/面白くなかったですっていうだけの感想は毒にも薬にもならんと思うけど。
まあ倍速視聴だけするような人が増えると、作り手側は萎えてしまうというのはわかるけれど。
読書の世界は、流し読み斜め読みの感想でも、大きく外してなければ何も言われないような気がする。
もちろん精読して真っ当な批評をする人はきちんと評価されてると思う。
読書の世界はその本をきちんと読む人数が少ないこともあるから、多くの人が見る映画などとは比べられんかもしれんけど。
『読んでいない本について堂々と語る方法』なんて本もあったりする。
同じように「倍速視聴」も、映像に対する「新しい向き合い方」になりうるのでないか。
でも俺みたいなのが等速再生で頑張って読み解いて書いた感想より 知識や経験の引き出しのある人が倍速で見た感想の方がはるかに的を射てそう