私は「あっトイペない!」となったことがない。
なぜそのような習慣がついたのか。
私が幼少のころ、洋式便所はひどく小さかった。
そのせいか、うんこの位置エネルギーで水が飛び散り、跳ね返った水がお尻についてしまう事件が度々起きていたのである。
「トイペはケツを拭くためだけではない。便器に敷くためのものでもあるのだ。」
私はガバッと起きて、トイレに駆けつけた。無論、便意のためである。
ドアを開けると、神の仰せの通り、便器にトイペを敷くことにした。
しかし、トイペが無かった。そうだ。ドンキで今日買って玄関に置いたままだ。
急いで玄関からトイペを持ってくると、すかさず便器に敷いた。そして座る。ふう。
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