2014-06-26

吐き気を催す邪悪

先日の会議オフィス菓子の売り上げ金額が違いすぎるって議題があがった。

その金額四千円。ちょっと多すぎる。

後で入れよ。って思って忘れちゃったにしては多すぎる。

みんな気をつけましょうね。各部に通達してね。

そんな注意で終わって不足分は各部署の割り当て予算補填します。で終わったんだけど。

私、見ちゃったんだよね。

衝立の向こう側に設置しているケースからスッってお菓子を抜いてポケットにしまった先輩の姿。

衝立のこっちにいる同期と世間話しながら、通り過ぎるついでにスッって。

すっごく鮮やかな手つきだった。

音もしないし、会話もよどみなかった。

誰もそっち見ていなくて、私は本当に偶然に目にしてしまった。

もちろんその場でお金は入れてなかった。

しかしたら、後で入れたのかもしれない。

そう信じたい。

でも、とても手慣れた手つきで初めてではないのかも。

って思えてしまった。

それと同時に怖いな。って思った。

そういうことを平気でできてしまう事に。

会議に参加していた先輩はその議題のときに平然として

まったく興味が無い顔をしていた。

吐き気を催す邪悪ってこういうことをいうのかな。って思った。

先輩とはそれ以降必要最低限のことだけ応対して、距離をおいている。

  • うわあ…。 滅多なことは言えないけれども、その先輩が涼しげな顔をしている理由は、ひょっとしたらほかにもあるかもしれない。 なぜなら、その人はさらに、差額詳細を把握できる...

  • あれって部署かなにかが補填するものなの?

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