2014-04-23

もしも残業代が撤廃されたら、誰が一番困るのか

残業代がなくなって、一番困るのは誰か。

それはワーキングマザーである

なんせワーキングマザーは、子を保育園に預けている。残業すると、延長料金がかかるのだ。

仮に、延長料金が子供1人1時間1000円とする。(うちの地域では、だいたい順当な金額だ)

子供が2人いれば1時間2000円。

仮に5時間残業すれば1万円かかる。

それが1ヶ月続けば、1ヶ月のうち20日が平日として、20万円が延長保育料に消える。

その他、延長じゃない通常保育料として、上の子は3万円、下の子は5万円、合計して月8万円かかっている。

保育料だけで、月28万円が消えることになる。

ところで、私の月給は25万円である

3万円のマイナス

1日に13時間働いて、3万円のマイナスである

給料が3万円減る」のではない。給料のかわりに3万円の借金が出来るのである

この話を夫にしてみたのだが、夫はいまいちピンと来ないみたいだった。

「働けば働くほどお金が減る」という現実、男の人には想像もできないんだろうな。

残業撤廃をもっと広げるべきだ、と言ってる人も、たぶん働いている母のことなんて1秒たりとも考えたことがないのだろう。

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