アニメ化するらしいので放送見る前に原作読んどこうとおもって2巻まで買って読んだ。
それなりに人気がありアニメ化までするぐらいだからおもしろいんだろうなと思ってた。
しかし読んでみるととても驚いた。
まず全体を通して短編。
4コマ漫画を読んでいる気分になった。
短編で8割が会話なのは小説というより脚本か何かに近い気がする。
そしてラノベといえば鬱陶しい程の言い回しが特徴だとおもうけどこれは逆に直球すぎる。
心情描写とかない。会話が続いて誰がどうしたといった状況の説明で終る。
2巻まで読んだ感じだと最後にちょっろっと伏線的なストーリーも入っている事から作者は狙ってやってる感じがする。
ドラマもないしカタルシスもない。いかにもヤオイ的文章だと思う。
これがどう調理されるのかアニメが楽しみだ。
近年のラノベ業界では「4コマ漫画をいかにして小説にするか」というテーマが一部にあって、 『はがない』や前作の『ラノベ部』はその一環として登場した作品なので、 「4コマ漫画を...