あれだけのPVを誇るニコニコ動画ですら黒字にならない現状(まああそこはコストもかなりかかっていますが)です。そろそろ有償化の波がやってくるか、勝ち組以外のサイトは淘汰され、新たな広告業界(さらにはその裏にいる巨大スポンサー企業)に支配されるメディアとしての枠組みが登場してくるかでしょう。
巨大企業の圧力を既存のメディアに感じていた人は、積極的にウェブのサービス有償化に対してコミットしていくべきじゃないかな、と思ったりしています。
Webサービスが広告だらけになって、いずれTVの用にスポンサー様々、広告主の言うことなら捏造でもヤラセでもしまっせ、なんていうことになるよりは、ユーザーがお金を投じていくべきっていう流れは、自分もそう思う。
でも、一方で各Webサービスが少額課金モデルが当たり前になってしまうと、Webサービス界隈の勢いをスポイルすることにもなりかねないんじゃないかなーと。
例えば、自分が利用しているWebサービスが全部少額課金になったとして、(料金は仮で)
細かいの洗い出せばもっとあるけど、ざっと挙げただけでも月額で2〜3千円はかかると思う。
てことは年計算すれば2万4千円〜3万6千円かかる。
そう考えると、これが無いと人生つまんない、とか不便過ぎる、とかってくらいコンテンツ提供者はもっと魅力あるサービスを出していかないと、人は集まらないし、Webサービスの勢いもなくなってくる気がするよ。
テレビだって無償ばかりじゃなくてwowwowとかスカパーとかのペイテレビもあるけどいまいち流行んないんだよな。それが地上波大テレビ局の既得権によるものなのか、ペイ方式自体に由来...