正直、悪名高い2ちゃんねるなんかよりもいまのはてなブックマークは相当ひどい場所に見えました。非コミュニティ文化圏ゆえなのか、単に煽りたい人が多いだけなのか。いずれにせよ、最近の「死ねばいいのに」や「これはひどい」といったタグの嵐や書いた人間のことを人格まで否定するような発言の連続にはこれ以上耐えられそうにありません。
記事につくネガコメって、そんなにヒドイかな? 個人的には、否定的コメントも超ありがたいんだけど。
パブリックブログで書くってことは、当然それなりの反応を期待して書いてるんであって、それで得られるコメントは、ネガだろうがポジだろうが、嬉しい。無反応てのがイチバン応えるんだから。
そりゃどっちが欲しいかっつったら、賛同コメのが欲しいさ。けど、批判コメは「あそっか、そういう意見もあるのねー」って、自分の考えをさらに掘り下げるきっかけになるじゃん。トンチンカンな批判コメなら無視すればいいし。トンチンカンなコメは周囲の人間が見てもトンチンカンなんだから、気に病む必要なし。
賛否両論どころか、批判コメしかついてねぇ!って記事を書いちゃった場合は「うわー、これリアルで友達とかに言わなくてよかったー。Netで良かったー」て思えばいいんじゃね?
現実社会で放った何気ない一言で友達全員失う、ってことはあるかもしれないけど、ブログでの失言ぐらいで孤立はしないし。リアル友達にブログを教えてない人も多いだろうし、教えてたとしても、友達はあんたのブログをそれほど注目して読んでなんかない。ブログでの失言が実社会に影響するのは、有名人だけだ。
だいたい、ポジだろうがネガだろうが、はてブのコメントって全部本音じゃん。友達とか知り合いだと、気ぃ使ってガッチリ批判してくれなかったりする。それがないダイレクトな意見は、やっぱ聞いて損はないよ。友達や家族はぬるくて居心地良くても、社会はぬるくないんだからさ。ぬるくやりたいならmixiでやりゃいいし。
「記事主は『死ねばいいのに』『これはひどい』ていう罵倒タグに絶望してるんだから、批判だの参考になるだのってレベルの話じゃないんじゃない?」
うん、たしかに。
理由の上げられた批判なら反論のしようもあるけど、頭ごなしの罵倒はどーしょーもないからねー。
でもさ、なんつーか、そんな単純な常套句であっさり傷ついちゃっていいの? それで絶望できるって、いままでの人生どれだけしあわせだったの?
「死ねばいいのに」「これはひどい」なんて2秒でタイピングできるよ。記事読まなくてもタグつけれるよ。そんなんで心砕かれて、退場して、満足? それすっげーつまんない。自分の心を、そんな安易なタグで砕かせちゃいけないよ。それじゃー心が安すぎるよ。
人ひとり傷つけるんなら、それなりのオリジナリティーっつーか、「ああ、これは私のためだけに考えられた罵倒なんだわ」って感心できるような、そんな創意工夫が欲しい。
カラオケが下手な部長を最も効果的に怒らせる言葉は、「この音痴!」じゃなくて「歌うときに小指を立てるの、やめた方がいいんじゃないんですか?」だったり(文脈は忘れたけど、清水義範の本にたしかそういうことが書いてあった覚えが)。そういうヒネリのきいた言葉にならカチンときてもいいけど(ていうかカチンとくるけど)、脊髄反射のマンネリな罵倒はなー、ピンとこないっつーか、聞き飽きたっつーか。
ま、「絶望した!」って叫ぶ人がい続ける限り、「死ねばいいのに」タグも「これはひどい」タグもなくならないだろうね。効果テキメンだって証明されてるようなもんなんだから。誰もが痛くも痒くもなくなったら、自然と廃れるだろうけどね。
ではリクエストにお応えしまして 死ねよクズ
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080627214901 関係ない増田がお返事するよ! NOV1975 はてブ 僕はポジティブにとらえることをオススメはするけど、それが全員に受け入れられるとは...
エントリーのピンポイントに反応します。 でもさ、なんつーか、そんな単純な常套句であっさり傷ついちゃっていいの? 「死ねばいいのに」や「これはひどい」が常套句として通用...