2008-01-12

女って意外と論理的じゃないか?

意外とというか、俺にとっては別に意外じゃないんだけど。

理屈が通じない女とかいうのに会った事が無いから、そもそもそう言う存在が具体的にどういうものか分からないんだけど。

うちには母と姉がいるが、両方とも、非論理的だと感じた事がない。クラスメイトの女子も特にそんな事はなかった。

寧ろ、育ててもらっているのになんだが、父がちょっとだけ非論理的なので困っている。

いわゆる「普通のオッサン」で、なんてーか、みのもんたみたいな感じの理屈ばかり言う。

何かと言うとすぐ「だから若者ダメなんだ」とか言う。根拠なく。「どうして?」って言っても「どうしてもなにもないだろ。最近若者見てれば分かるだろ。全然なってない」みたいな。そういう環境にいた俺としては、男=論理的、女=非論理的みたいな図式が全くピンとこない。

全く同じだとは言わないけど(ていうか分からないけど)、女の人の方が非論理的な事を言う人が、男に比べて、若干多いのかもしれないけども、だとしてもその程度の事なんじゃないかなと。まあ僕の感覚・経験上の話なのだが……大抵の人間は、男であろうが女であろうが、普通論理が通じる人だ。それがたとえば男性なら全男性の9割くらいが普通に通じる人。女性なら全女性の8割8分くらいが普通に通じる人。といった感じ。そういうイメージなのだ、僕の経験からすると。

だからまあ女の人の方が確かに非論理的な人は多いっちゃ多いかもしれないけど、「女=非論理的、男=論理的」って言うのは全然ピントこないわけだ。大半の男女=論理的、例外=非論理的、というイメージなのだ。他の事でもたいがいこんなイメージである。大抵男女で差があるといった場合それは端数の数が違う、平均の値が微妙に違うレベルのことであって、そこから「女=○○」みたいに導き出すのはそれこそ非論理的ではないかと思うのだが……たとえば青と赤のビニールテープで男女を表せば、紫がほとんどになり、そこからちょっとずつ青と赤がはみだしている、そういうイメージなのだ。基本的に。それが、なぜだか、紫色の部分は全くないと言わんばかりに二元論になってしまっているのが僕にはよくわからないのだ……

さてそんなことはいいのだが

とにかく普通論理的だと思うのである。

そもそも、非論理的な事は悪ではないと個人的には思っているのだが……論理的というのは絶対的な指針ではなく「論理的なのは正しい」という社会世界観に支えられたものでしかない、その世界内部で成立する物に過ぎないと思っている。

論理的な世界であれば、例えば口論において、とにかく一番台詞を述べた物が勝ちだという世界であれば、その中では当然たくさんの台詞を話す人が正しいとなるだけの話なのだろう。そしてその世界論理世界はどちらも同列のものであり、どちらがより高尚であるとかそういったことは無い。と僕は考える。

そして女性が一番論理的だと僕が怖くなるのは、真実を突然抉り取ってくる時である。

「へえ」「ふーん」「そう」と話を聞いていて、突然、「でもそれって結局○○なんじゃないの?」みたいに来る。

あの洞察力は一体何なのか?これは一見論理も何もないように見えるけれどそれは間違いで、こういう事を言う彼女たちの中では実は論理が、ほとんど無意識のうちに重ねられていて、その結果出てきた言葉が上のような言葉なのである。それが物凄く真実をいきなりぶちぬいてくる事が多いので僕は大変怖いのだが。その心の内で重ねた論理を何故言わないかというと、彼女達のなかではあまりに自明な論理だからである。「Aであれば、Bである。Aである。ならば、Bである」というのを無意識に理解しているのとおそらく似たような感じであまりに自然論理なのである。というのは、「どうしてそう思ったの?」と聞くと大抵「だって○○っていったでしょう。さっきはこうなったらこうだといった。それでも今はこうだといった。ということはそれはこうであって、ああではない。そして」みたいな説明が流れ出てくるからである。数秒のうちに無意識自然論理を重ねているのだ。逆に論理的過ぎるだろとすら思う。

というか、人間、案外論理的なもので、完全に非論理的になれというと逆に難しい。「お前のものは(俺が欲しいから)俺のもの。俺のものは(俺が欲しいから)俺のもの」等の自己中な発言も、別段非論理的なわけではない。単に主張自体がわがままだと感じるだけだ。論理はある。「あなたは浮気しないで。私はするけど」というのも別に非論理的ではない。「私が嫌だと感じるから、あなたは浮気してはいけない。しかし、私は浮気をする。なぜなら私は嫌に感じないからだ」という論理なだけで、非論理的なのではなく単に前提がわがままだとかムチャクチャなだけである。そしてその「わがままだ」と感じるのこそが「感情的」であって、おそらく多くの非論理意見というのはその意見自体が「非論理的」なのではなく、論理的ではあるが到底人道的に受け入れられるものではない、という受け取り側の「感情」によって、「非論理的」にされているだけなのではないかとすら思う。

  • 女は自分の都合がすべて。

    • >女という存在が論理的にできていない。女が論理的というのは逆におかしい その理由を三行で述べよw

      • 「母べえ」みろ。あれが女の本来の姿。女は論理じゃなくて情愛なんだよ。女が論理を追求するのは大自然の原則に反してるよ。

        • かもねえ。自分を省みても、大事な人間は思いっきり守りたいしね。ただそれは論理というより社会性かな。公正というか。男性だって大事な家族を殺されたら復讐するしね。それは理性...

        • 出た「大自然の原則に反してる」w 頭悪い奴が自分を理知的に見せたいがために放つ言葉ナンバーテンに入るな 言ってて恥ずかしくないのだろうか 自分はバカですといっているに等しい...

          • 出た。女の感情論。筋道が全くない。これぞ女。

            • すげー笑える自虐ギャグだねw さて、筋道を言わなきゃ分からないなら書いてやろうか?別に出し惜しみする気はないさ 自然の原則なんてものはそもそも存在しないのだよ。そんなもの...

              • >根拠のない主張をもっともらしく見せているだけ その根拠のない主張が繰り返し出てきてしまう世界というか歴史というか現象の方に興味が出てきてしまうわけでさ。 要するに人間昔...

          • つーか70年代にはやったのをそのまま引きずってるわけで。ていうか定期的に出てくるじゃない、自然に帰れってのは。 人間の願望の一つともいえる。終末論と並んで。

            • いや、20世紀になって出てきた自然に帰れとかいう思想ってのは、 ほとんどの場合、反権力との結びつきから出てきた思想であって、 それを今男女の関係うんたらで出すのはおかしくな...

              • ニューエイジはそうなの?やたらネイティブアメリカンの一夫多妻やコミューンがもてはやされてたけど。 ルソーはよくしらないけど、なんか昔あったなあ、東の方の原理主義で自然に...

            • 昔から言われてきたからといって正当性があるという事にはならないわけだが。

    • >女は自分の都合がすべて。というか、女という存在が論理的にできていない。女が論理的というのは逆におかしい。 これは結局証明できなかったか。 ダラダラ雑談としてはおもしろか...

  • なげーよw 最後のは浮気しちゃいけないかどうか?あれはする側の論理でいえば何だって論理でこじつけられるんじゃ?それより社会がそれを容認してるかどうかだけど、まあ難しい。...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん