2008-01-03

老国「日本鎖国のすすめ

北朝鮮テポドン騒動で、日本の置かれている状態が国際的にもはっきりした。これで、老国日本の行き先が見えてきた。

 1.日本は、アメリカと手を切るべきである。2.日本は、アジアの一員であることを自覚するべきである。3.日本は、19世紀末から20世紀半ばまでの覇権主義の時代を忘れてはならないし、二度と繰り返してはならない。4.21世紀日本が、生き残るみちは、国際的・経済的な鎖国の道しかない。

 つまり、国際的な覇権を求めるのではなく、王道を極めるのだ。それには、経済も含まれる。GMの例を見ても、「トヨタ」の先は見えた。日本経済を支えている基盤は、これからは、中国インドシフトしていく。はっきり言って、全ての面で勝てるはずがない。日本は、もう若くないのだから。その老国日本が、世界に残るには、観光・平和立国のみである。

 1.環境的にも、第一次産業の復活。手間のかかる農林水産業だ。最低の機械化で、安心。安全な食品環境の育成。つまりは、山紫水明な江戸時代の姿。2.第二次産業は、最低のみでよいし、若年労働力がないのだから、多くは期待できない。それに、外国人労働者を受け入れてはならない。つまりこの意味での鎖国を行う。二酸化炭素の排出を考えれば、力を入れてはならない。3.第三次産業は、これを主体として、極東の神秘「日本」を売り出し、世界中癒しの場所とする。「もったいない」を実現させるのだ。

 専守防衛でのミサイルシステムなどに、お金を掛けているような愚かなことは、もうやめようではないか。採算が取れないとして、多くの金を掛けた施設や設備を廃止していく。これこそ無駄ではないか。テレビデジタル化は、本当に必要なのだろうか?資本主義の悪い部分での金権・利益を生むためのみの方法が、国際的・経済的摩擦を生んでいる。

 江戸時代日本が、全ての面で理想社会を生み出していた事実は、否定できない。日本は、静かにその道を、あゆむべきであろう。それが、老国日本にできる唯一の方法である。

 多少不便でも、限られた国土と資源を最大限に活用して、自然と共生して生きていく社会を再度作りあげる必要がある。真に平和を求めるには、「もったいない」と「負けるが勝」の精神が一番である。老国にできることは、それしかない。

IT産業などに未来はない。

  • とりあえず君には共産党のホームページを案内しておくよ。 http://www.jcp.or.jp/seisaku/index.html 党員だから主張が似ているの? それとも発想がたまたま似ているだけ? どっち?

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