2007-11-21

日本のIT業界工事現場に喩えると

案件

舞台となる工事現場は曾孫会社まであるような大手ゼネコン子会社です。

その子会社のとある道路工事で作業員は100名全員正社員案件です。

作業員

100人も作業員がいるのですがツルハシドリルを持って実際の作業をする人は

20名で残りの80人は現場監督です。

現場監督

現場監督のうち30人は資材の調達や交通整理の手配、作業員の管理を行ってくれますが

実作業をする者に対して監督をする者が多すぎて現場は混乱しています。

残り50人の現場監督は親会社担当者現場を訪れる日に向けて、説明用のプラカードをせっせと作っています。

人件費

この案件予算のうち50%は先ほどのプラカードのために費やされますので

道路のための予算は50%しかありません。残りの50%うち20%は設備費&材料費になります。

さらに残った30%を残り50人の人件費に当てたいのですが、それも叶わないのです。

特殊車両

現場正社員の20人の実作業を行う作業員にはクレーンコンクリートミキサー車などの特殊車両

扱うことができるスキルを持った人間がいないので、外部の専門家を雇うために残り30%の予算のうち10%を使います。

期日

そして案件の規模と予算に対して実作業を行う者が少なく工事完了の期日に間に合いません。

残り20%の予算うち5%で30人のアルバイトを雇うことにしました。

最後に残った15%の予算で50人の人件費が出されます。

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