家が裕福でなくても東大に進学することは出来る。
高校や大学入試は勉強すればいいだけで入学審査に親の収入は勘案されない。
入試問題には一定の範囲があるので、予備校に行かずとも参考書をちゃんと勉強すればカバー出来る。
学力を向上させるための最低限のコストはせいぜい参考書代くらいで、肝心なのは本人の努力次第。
頑張ればなんとかなる。
進学後の学資がなくても、奨学金や授業料免除を利用してバイトに励めば不可能ではない。
それはそうなのかもしれないけど、学力と親の収入に相関があるのは事実らしい。
相関があるのは事実、と言うのは統計的なもので数字として出ている(らしい)。
「俺の友達は親は貧乏だったけど東大行った」とかいう例はあるだろうけど、そういう話ではなくて、
統計的な意味で有意な相関があるとしたらそれはどんな意味を持つのだろう。
が必要なのだと思う。
(1)に関しては、確かに必要最低限なのは参考書くらい(高校の授業だけでは駄目だろう)かもしれないが、
実質的には塾なり予備校に通った方が効率ははるかにいいだろう。
それも、勉強は中学や小学生くらいの時に「出来る」と自分で実感出来た方がそれ以降の勉強に対する
意欲が違うので小さい時から塾に通える方が(2)の動機付けの面でも有利だろう。
また、私立に通わせた方が有利というのは授業が予備校的で有効というのもあるが、周りの人間が受験
に関して頑張っているという環境に身を置けるというのが大きいのだと思う。
(2)に関しては難しい。進学率と(家庭の)経済力という文脈で考えると、その家庭が子供の進学に対して
どのような態度を持っているかというのが大きいと思う。
経済的に豊かでない家庭の方が、せめて息子娘には良い教育を受けさせて、豊かな人生をと願うことも
あるだろう。あるいは、勉強なんて金にならないから早く就職して働いた方がよいという考え方もある。
また、以前の話にあったように、大学進学なんて思いもよらないという家庭だって少なくないだろう。
一方で裕福な家庭は、いい大学の方が「いい」のだからそっちに行った方がいいとナイーブに考えられる。
経済と関係なく、子供に勉強を奨励できるのは豊かな家庭の利点だと思う。
酔っ払って長々と書いてみたが、やはりぐだぐだになった。アノニだしいいやと思ってポストする。
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