まず、親の学歴と子の学歴の相関は、特に低学歴層で顕著。DQNは再生産されるというのは、誰もおおっぴらに言わないだけで、統計調査で裏づけが取れ、論理的に構造も推定されている、学術的には既出の事実。地球は丸いのと同じくらい常識、とは言わないが、宇宙は膨張しているという事実程度には知られている。
低学歴の親の方が勉強に力を入れるはず、という理屈をいくらコネようが、それは意味が無い。社会調査では統計的な事実と論証は2つ揃って初めてワンセットであり、片方じゃ意味が無い。統計的に有意な差があるという事は、それは母数の不足や偶然ではなく、確実に何らかの差がある、という事。だから、それに反するような仮説はどんなに論理として筋が通っていても否定される。
(というか、こうした曖昧性を排除するために、昔から社会学者は統計的手法を発展させてきた。統計を無視する社会学者は論理的ではないし、従って研究者ですらない)
一次??二次ソースには大抵書いてあるのだけれど、まず親に関して、高学歴であればあるほど所得が大きくなる傾向がある。だから、その子どもの出来が良くとも、親の学歴が影響している(遺伝、教育意識)のか、所得(教育機会、生活環境)が影響しているのかの切り分けが非常に難しい。相関関係は分かってるけど因果関係が複雑、って奴だね。
(欧米だと、養子を調査し、「遺伝的要素が影響している可能性は統計的には否定できていないが、生みの親より育ての親・生活環境の影響の方がはるかに大きい事は確か」という半端な実証データが出ている)
ただ、元のエントリに書いてあるように、他の条件が同じで収入格差だけが変化するのであればこの傾向は大なり小なり拡大するはず。なので、「今後学歴格差は拡大するだろう」という傾向予測が正しい可能性は高い。
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ていうかお金をかければ学力が(程度はともかく)上がるのは当たり前というかその事自体悪い事なのかなぁ もし日本ではどんなにお金をかけても学力は上がらない、なんてデータが出...
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